ドバイの不動産市場は2022年に入り、6ヶ月間、政府主導の改革とイニシアチブによって
引き起こされたパンデミック後の急増を経験しています。
ドバイの不動産市場は6月に227億AEDを達成し過去最高の取引金額となりました。
ドバイ土地局(DLD)のデータより。
これは2021年の総売上の71%に及んでおり記録的な数字を達成しています。
また、7月13日の1日で10憶AED、日本円にすると約371憶の不動産取引が行われました。
内容としては、304件の販売取引、77件の住宅ローン、12件のギフト取引となっています。
ドバイの不動産会社であるAllsopp&AllsoppのディレクターであるLynnette Sacchetto氏は、
2021年の総販売数にすでに70.8%に達していることは、注目に値すると述べ
これらの傾向がすぐに減速したりシフトすることはないと予測していると続けました。
7月20日には不動産投資ファンドの登録簿について効率的に作成でき、
投資活動を支援するために特定の特権が付与される新しい不動産法が発表されました。
ドバイの支配者であるシェイク・モハメッド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥームによると
これは国際的な不動産投資先であり、そういった不動産投資ファンドを引きつけるという
首長国の野心の一部だと述べました。
新しい登録簿では、政府機関によって管理されている不動産投資ファンドのほか
国際金融センターを含むプライベートゾーンおよびフリーゾーンが含まれており
ドバイすべての不動産をカバーすることとなりました。
登録申請者は条件として、1億8000万AED以上の不動産資産を持っている必要があります。
この動きはドバイが外国人投資家を引きつけるためのイニシアチブを強化し
不動産をドバイ経済の重点分野の一つとした結果によって実現しました。
今後も国際的な投資先として見据えられるべくドバイは様々なアクションを起こすでしょう。
参考サイト:Arabian Business0722