今週も引き続き東京におります。
時間と曜日に関係なく過ごしていたため、季節の移り変わりには意識が
向いていなかったのですが、目黒川などの桜の名所は多くの人で賑わっているとのことでした。
弊社のオフィスから見える浜離宮庭園の桜も満開近くまで咲いているのが確認できました。
さて、日本ではあまり関係ないというか、影響が及んでいないアメリカ・ヨーロッパでの銀行破綻問題は、最悪の状況を一時的には免れてマーケットには安心感が広がっていますが、投資家の中でも最も現実的かつ優秀とされる債券投資家は現状を楽観的には見ていないようです。
大雑把に記載すると、何らかの大きい問題が発生することによって
現在進めている「米国FRBの金利を上げる行為を縮小する」と考え始めているということです。
昨年末から、
2023年の後半から米国経済はリセッション(景気後退)することを織り込み済で
マーケットは動いておりましたが、直近で起きているのは通常のリセッションでない、ということです。
この短期間で4つの銀行が破綻し買収され、一時的な処置を得られていることによって株式市場は楽観的に見ていますが、長期投資家である債券投資家はそのように見ていません。
本当の底がまだまだ見えていない状況であり、その問題がドイツ最大の銀行であるドイツ銀行に注目が集まっている状況となります。
クレディスイスは破綻直前(買収される直前)まで、経営状態は問題ないということを発言していました。
現在のドイツ銀行も同じ状況です。
仮に、ここから大きな問題が発生することによって底が見えて【買場】が訪れる可能性があります。
然し乍ら、不動産においては既に買場は来ているようです。
特にアメリカの情報が多くなってきているのですが、不動産やホテルなどの運営について、行き詰まりを見せている法人などが資産の売却に動いており、実際にそのような話も耳にするようになりました。
日本国内全体における不動産や事業(M&A)の買場については、もう少し先になりそうですが、
世界経済の影響を受けている一部の方は、資産の切り売りを開始しています。
【絶好の買場】である、このタイミングに乗ることが出来れば、時間の経過とともに資産を増やす絶好の機会となります。
資金の流動性を作っておき、すぐに現金を差し出せるフットワークの軽さが勝率を上げる重要なポイントと考えております。
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