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【米国クレジットカード滞納率上昇中】先週のマーケット振り返り2023.05.15

【米国クレジットカード滞納率上昇中】先週のマーケット振り返り2023.05.15

今週はランカウイ島におりました。
15年ほど前に滞在したことのある場所でしたが、当時の状況と大幅に変わっており街や都市は10年ほどで大きく変わってしまうということを体感しました。

マレーシアの首都クアラルンプールは比較的物価が安く、移住する方も一定数いるということで日本人にとっては移住先の一つとして選択肢に入っているようでした。


移動中に気になったマンションなどを調べながら街を観察していたのですが、築年数10年前後くらいのタワーマンションでの価格帯がだいたい日本円で1000万~4000万にいかないぐらい(1R~3LDK以上)でして、部屋の広さはだいたい30㎡以上から100㎡前後くらいです。

日本と比較すると割安感があり、さらにドバイと比較するともっと割安感はありますが、その大きな違いはマレーシアの人口などの定量的な話でなく、ゲストの質が圧倒的に違うという印象でした。
5つ星ホテルともなれば、それは特に顕著に表れると感じています。
ドバイと比較するといかにもバブル感のある方やゲストの雰囲気が小洒落た雰囲気の方が多いのですが、クアラルンプールでは、『なんかお得感があるから来た』みたいな雰囲気がありました。
これでは質の良いゲストが集まりにくく、ホテルや滞在する費用のインフレは発生しにくいのですが、勢いがある国ではそうではないのです。

地政学的に、中国からの旅行者が増えればまた状況は変わるかもしれませんが、不動産投資においては手出ししずらいという印象を持ちました。

さて、マーケットの振り返りですが、短期では株価は安定した動きを出しつつも、長期の債券投資家は年内のリセッションは織り込み済みで来年以降がどうなるか?という論点でここ数週間は動いているという印象です。
注目されていたマクロ経済指標、4月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.9%の上昇。
2021年4月以来の低水準となり、高インフレ状態が続いているものの市場予想の5.0%も下回ったということでマーケットには安心感が出てきております。
その結果、FRBの利上げ停止を行う可能性がある発言も出てきており、来年以降の動向について議論されているといった状況のようです。
一方で足元の状況はかなり悪化しており、以前も記事にしたとおり米国人のクレジットカード延滞が大幅に上昇しています。
顧客の遅滞率は2019年3月以来の最高水準になっているという報道がされましたが、当時はその1年後に米国経済はリセッション入りをしました。
現在の米国労働市場は金利上昇の影響も受けず相変わらず堅調に推移しておりますが、クレジットカードの債務不履行が数か月後に増加するタイミングで大きく流れが変わる可能性があります。
過去のデータだと、クレジットカードの債務不履行が起きると半年後をめどにリセッションしている履歴がありますが、今回の未来はどうなるでしょうか。

https://www.forbes.com/sites/jonathanponciano/2023/04/28/credit-card-delinquencies-test-multi-year-highs-as-job-market-faces-material-worsening-capital-one-warns/?sh=3a4655b166fd

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関連プロフィール

橋本裕介 株式会社TESキャピタル代表取締役のプロフィール写真
橋本裕介|株式会社TESキャピタル代表取締役

橋本裕介
株式会社TESキャピタル代表取締役。投資用不動産オーナー向けに、売却・出口戦略、サブリース契約の見直し、管理改善、不動産に関する選択肢整理、資産形成に関する情報提供を行う。著書に『あなたをインフレ時代の勝者にする 投資初心者向け 日本の強みを活かした新・資産運用術』がある。

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