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2024年1月FOMCと日本経済の動きについて

2024年1月FOMCと日本経済の動きについて

今回のFOMCはマーケットが織り込んでいた通りの動きとなりました。
昨年12月には利下げ方向に傾斜しておりどのタイミングで動き出すかがポイントになっていましたが、
1月末に行われたFOMCでは変更なしの政策金利据え置きとなりました。

大きいな要因としては経済指標(雇用統計)が強すぎることです。
しかしながら、インフレ自体はほどほどに収まりつつあるので、あと数ヶ月は見守る必要がありそうです。
株式市場は特に半導体関連や生成AIが強く、生成AI元年と呼ばれる2024年として考えてみると
逆に持たざる恐怖という概念する生まれてきているのではないでしょうか。
その結果、若干の相場が動いた時に買わなければいけないという恐怖感から、飛び出して買いを進める層はまだまだ多く見られそうな印象です。

そして我が国の状況としては、メディア全体が好景気の前兆となるような報道がちらほらと見られていると感じましたが、相変わらず『バブル』という言語を使って説明していることからこの好景気の前兆が一過性のように見えてしまうのは残念な印象でした。

現在は、日本を買っているのは『アメリカ人や中国人』であり、日本人自体はアメリカ株を買い支える動きに出ており、日本人が日本の強さに気づくことができれば本当の景気循環に入れるのではないでしょうか。
つまり、他国を買うのではなく、自国に資金を流すという循環が発生すれば日本経済は想像以上に好景気になれるポテンシャルがあります。

不動産相場は相変わらず都心は手が出しにくいため、否定的に見られていますが
すでに日本人の中間層向けの商品ではないことを理解しつつ、投資対象となる層だけで議論した方が良いでしょう。他国からすればまだまだ安いのですから。

そして、利上げ観測についても様々な意見はありますが、

当面は『緩和』状態が継続する形になります。

金融政策の正常化を進める=緩和停止ではありません。
不動産市況はまだまだ狙える状況であるシグナルが出ており、昨年同様に私の意見は全く変わっていません。
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橋本裕介
代表取締役
弊社の事業は、
・人材教育と開発
・金融商品のご案内
これらを主たる事業フレームとしております。
そして、弊社では不動産を金融商品と考えております。