バーレーンを拠点とする中東最大の資産運用会社の1つであるインベストコープ・ホールディングスは、
今後5年間でサウジアラビアの不動産市場に10億ドル近く投資し、「サウジアラビアで予想される不動産ブーム」に乗る意向である。
という内容の記事がブルームバーグ社から報じられました。
サウジアラビアの首都に外資系企業の地域本部が設立されたことでビジネス活動が活発化し、
全土からより良い環境を求めてリヤドに移住する人々が増えてきているため、リヤドの人口は自然に増加すると考えられています。
公式の推計によると、2030年までにリヤドの人口は680万人から1500万~2000万人に増加すると言われており、
サウジアラビア全体で見ると現在の3595万人から、2060年には4500万人のピークに到達すると言われています。
以前の記事で中東の不動産投資においてサウジアラビアが期待できる理由について記載しましたが、投資を加速させる材料が増加してきている印象です。
サウジアラビアでは政府が自国の観光事業を推進していることにより不動産セクターも関連し、ますます活性化していくと考えられています。
リヤド住宅価格 1㎡あたり3,317サウジアラビア・リヤル (日本円で12万円前後)
ドバイと比較するとまだまだ割安感があり、どちらかというとエジプトカイロの不動産価格に近い印象です。