謹啓
昨年中は格別のお引継を賞り、厚く御礼申し上げます。
2024年も、多くの皆様に支えられ、無事に一年を終えることができました。
不手際もありましたが、皆様の温かいご支援により、日々成長することができましたことを心より感謝申し上げます。
本年2025年も、皆様のご期待にお応えできるよう、さらなる努力を重ねてまいります。
この努力というのは、日々の習慣の積み重ねと考えております。
日々のちょっとした行動、「まぁいっか、このくらいはいいでしょ」というような妥協をせず、正しい行動の積み重ねこそが、未来への一歩に繋がると考えております。
さて、新たな年の始まりにあたり、現時点でのトレンドを簡単にお伝えしたいと思います。
2025年 世界のインフレ率予想
世界: 4.3%
米国: 1.9%
日本: 2.0%
欧州: 2.3%
世界は引き続きインフレが続き、経済の中心である米国のトランプ大統領が1月20日に再就任します。
トランプ政治はインフレ型経済政策が多いため、米国ではインフレをきっちり抑制できるかが中点となります。
欧州や中国の経済状況が固める中、米国1強の見通しとなる予想ですが、米国株は、2年連続で20パーセント以上の上昇があるため、今までのような力強い上昇というは難しくなるかもしれません。
早すぎる成長はどこかで調整が入るのが今までの歴史です。
一方、日本は緩やかな円高傾向が続くと考えられます。
内需は相変わらず弱い見読ですが、企業の設備投資として、BtoC向けの半対体を活用した顧客対応システムや無人化が続く見読です。
日本の大きな問題は「デフレマインド」にあると考えられます。
昨年の2024年、春闘により平均賃上げ率は5%を超えました。これは1991年以来33年ぶりの高水準でしたが、結局、家計調査によると消費には回らず、貯金に回ったと考えられます。
このデフレマインドの原因として、「103万円の壁」が大きいと考えられます。この問題は政治の沖矢が変わらねば解決が難しく、日本の成長には不可欠な改革となるでしょう。
高齢者は当然にデフレが良いのですが、これからの日本の未来を考えるとこのままデフレでは国は成長しません。
30年間成長していないのは『デフレを守る政党や国の機関』が力をもっているからです。
国民民主党は経済合理性をもって若年層からの支持を集めています。
この既得権を壊す動きにも大きく期待しています。既得権を壊す最大の理由は、
真のデフレからの脱却であり、経済合理性です。
国未来を考えるならば、デフレ脱却し、世界からの投資を呼び込むことが重要だと考えます。
この断骨の施改に期待をしつつ、本年もみなさまの中にたくましい成長を持ち込むべく努力を続けて参ります。
本年も変わらぬご愛顧のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。
敬具