現在、ドバイの人口の約90%が外国人という事実。
世界の様々な国からドバイに人々がやってくるのである。
一般的に外国人が増えると治安が悪くなると言われるが
しかし多国籍な人種が存在するドバイの場合はそうではない。
●働くという共通目的がある
入国している外国人はお給料の高いドバイに出稼ぎにやってきている。
最終的には自国に帰る、家族を養うという目的を持ってきているのである。
仮にドバイで犯罪を犯せば職を失うだけでなく二度とドバイに入国できなくなる。
自分自身も家族も路頭に迷うことになってしまうのである。
●働かない外国人は滞在できない
ドバイではお金や仕事がない外国人が滞在しないよう滞在期間には仕事がリンクされている。
もし職を失ったり、退職した場合は1か月以内に新しい仕事に就かなければ
有効期間に関係なく、国籍、仕事の種類や役職にも関わらずドバイから出国しなければならない。
また、ドバイに家族を滞在させる場合は一定以上の稼ぎが求められている。
養えないような人が安易に呼び寄せることがないように、
そうして本人が困窮状態に陥るのを防いでいる。
もし本人の労働許可証が無効になると家族全員の滞在許可も失う。
こういった規制によってドバイに在留する外国人は何かしらの職に就いているか
収入があることになる。
こうして外国人の入国を規制することによってドバイの治安はコントロールされている。
治安と言えば、夜の街はどうかと言うと、ドバイの日中は気温が高く出歩くのも危険な場合もある。
その為、陽が暮れてから活動する人も多く夜10時のレストランが賑やかな事も日常的。
比較的1人での外出も安全と言える。
ただ、路地裏や一通りの少ない場所は昼夜問わず避けた方が良い。
●女性は露出に気を付ける
気温が高く夜でも熱帯夜のようなドバイではあるが
女性は民族衣装を来て肌を隠すのがイスラム教の教え。
いくら暑いからと言って露出の多い服装は避けるのがマナー。
膝が出るショートパンツやスカート、肩の出るトップスは
ショッピングモールで入館を断られることもあるので注意したい。
●子供に触れてはいけない
治安とは少し異なるかもしれないがドバイでは他人の子に触れるのはNG行為。
子供は子宝というイスラムの考えがあり他人に子供を触らせる習慣がない。
可愛いと思っても頭を撫でるなどの行為は避けるべき。
日本を離れて他国に入る場合は、その国のマナーや習慣に沿って過ごすのがベター。
その他にも日本よりもルールが厳しくドバイでは罰金行為になる事やマナー違反な事があるので
そういった点は事前に十分確認してから現地に入ることをお勧めします。
日本は安全な国であると言われているがドバイの治安も負けていないかもしれない
という点では安心して訪れることが出来る街である。