ここ数年、ドバイ(UAE)へ移住する人が急増しました。その背景には世界情勢が深く関わっており、ロシアによるウクライナ軍事侵攻によってロシアの富裕層たちが挙ってドバイへ移住した事も一つの大きな要因です。移住者の中にはまだまだ少数ではあるものの、”日本人”も ひと昔前に比べるとSNSなどを通して見る機会が増えたように感じます。中でも、暗号資産の黎明期にいち早く投資し巨額の富を手にしたり、YouTuberなど若くして財を成した”シン富裕層”が、特にUAE移住者に多く見られます。海外移住において、移住先の物価は生活する上で欠かせないポイントとなりますが、UAEは米ドル為替と連動しているため、円安の現在、日本人にとっては高く感じるでしょう。ですのでやはり移住者の属性として、物価の安い国々に比べると、より資産に余裕がある富裕層が圧倒的に多いわけです。では、経済的に選択肢が多い富裕層たちが、他の諸外国を差し置いてなぜドバイ(UAE)へ移住するのか、その魅力を紐解きながら、本記事からUAE特集をお送りしていきます。
アラビア半島東部ペルシャ湾に面して広がるように位置するUnited Arab Emirates (アラブ首長国連邦)。現地ではローカルの方々はアラビックを話しますが、通用語は英語で問題ありません。首都アブダビに次ぐドバイは、UAE中央部に位置する首長国の1つで、世界一の高さを誇る『ブルジュハリファ』、世界最大の人工島『パームジュメイラ』など、ドバイを象徴するランドマークは沢山ありますよね。そんなドバイ中心部の不動産価値は劣ることなく、パームジュメイラに関してはこれ以上新しく開発できる土地も少ない為、不動産価格は高騰する一方なのです。
昨年9月、UAEはGCGRA(ギャンブル規制当局)を正式に設立。今もなお賭博行為が禁止されているイスラム法の下、果たしてギャンブルを合法化しカジノを解禁できるのでしょうか? その正式な発表は未だされておりませんが、カジノリゾートの開発は既に着々と進んでいます。アメリカ大手カジノMGM社によるThe Island開発、そしてもう一社こちらも大手のWynn Resorts社によるRas Al Khaimah開発。
さて、ここで詳しくご紹介したいUAE首長国の1つ、Ras Al Khaimahラスアルハイマ(以下略称RAKと表記します)について。まさに今新しい統合型リゾート『Wynn Al Marjan Island(ウィン アルマージャンアイランド)』を建設中で、2027年にオープンを予定しています。RAKはドバイから車で45分~1時間ほどの場所に位置し、街全体としてはまだ開発途上ですが、大手デベロッパーやホテル(リッツカールトンが先陣を切ってオープン、その他NOBUレジデンスなどなど)が参入、開発を始めているエリアです。前述したように、ドバイ中心部の不動産価値は既に高騰しているのに比べ、開発中であるRAKの物件価格は大幅に安く(現在建設中の高級ヴィラ、スタジオタイプ日本の1Kタイプであれば約3500万円~)、今後そのカジノリゾートがオープンすれば有効需要はより高まり、地価が上がると大いに期待されているのです。金額が他と比べてリーズナブルですので、これから海外不動産投資を始める皆様にも満を持してお勧めします。
次回はお金にまつわる話、“税金”や実際の不動産購入時の”費用”に迫ります。
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