去年から米国経済のリセッション(下落)を予測しつつ、日本の株式市場上昇について記事にしておりました。
米国の失速については、今年の第三四半期か第四四半期からリセッションに入る可能性が極めて高いと予測したレポートを出しているのはFRBです。FRBが年内にリセッション入り(景気後退)する観測しておりFOMCの議事録には、2年続くと書かれています。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/fomcminutes20230322.htm
大きなのニュースとしては、NVIDIAの株式が大幅上昇していますが、それに引っ張られて世界中の半導体株が上昇しており、画像処理技術に必要な半導体技術を巨大なテック企業が技術革新において使用することが予測され、かつ、半導体の製造を中国から日本に移していることも見逃せません。
そして、以前からお伝えしている通り日本株が上昇中です。
要因の一つとして見られているウォーレン・バフェット氏の発言ですが、4月に来日し、日本の5大商社株の買い増しを明らかにしております。
今月には自身が率いる投資会社の株主総会で日本株への投資に前向きだとの発言をしたために、海外投資家の注目度が上がったとみられており、東証によると5月第1週まで海外投資家は日本株を6週連続で買い越したということです。
以前からお伝えしていた日本株のターンが始まりしつつあり、不動産、株式市場は完全に持ち直したタイミングであると感じております。
さらに、先日観光庁から発表された訪日外国人の1人あたりの支出費用が2019年と比較すると、50%以上の上昇があり
特に宿泊費用については倍近くの支出となっています。
最後に、企業の賃上げも3.9%の上昇ということで多くの企業がベースアップを行い、これまでのデフレ構造から脱却できる多くの材料がコロナ明けのリオープンによって急激に変化しました。
足元ではそのような材料が揃い、日本経済には大きな期待ができるフェーズとなっています。
アメリカ、ヨーロッパともに懸念材料がある中、これからの日本買いはさらに加速しそうです。