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(米雇用統計発表)先週のマーケット振り返り2023.2.6

(米雇用統計発表)先週のマーケット振り返り2023.2.6

先週は滋賀県におりました。
滋賀と言えば琵琶湖が有名ですが、すぐ北にある小さい湖は『余呉湖』と呼ばれており湖を取り囲む山や雲が湖面に映り込む『鏡湖』ともいわれるほど絶景です。
(ぜひ、『余呉湖』ネット検索してみてください)

国内のベストスポットは日本人ではなく、外国籍の方のほうが詳しい時代になっているのはご存知でしょうか?


我々日本人が日常の景色としか見ていなかった場所を、外国籍の方が新たな価値を見出すということが起こっています。

世界的に見るとまだまだ割安な地方都市の不動産価格、そして、日本の株式市場もまだまだ割安感がある未成熟のマーケットなので、これからの長期投資には日本株を組み込むのも良い選択になりそうです。

さて、先週リリースされた米国の1月雇用統計は、一言で言うと相変わらずの人手不足が継続中。まだまだインフレ基調が強い結果となりました。
FRBは労働市場が落ち着いてくれないと政策金利を下げることが出来ないので、マーケットで楽観視されている方向とはズレている認識となっています。


賃金の伸びは落ち着いてきていますが、インフレ圧力となる雇用が悪くならない限りは政策金利の利上げは続いていきます。
アメリカ株式市場でナスダックは1月月間で10%以上アップしていまして、マーケットの底はまだ見えていないため更なる乱高下も考えられます。
一方で、利上げが長引くとの思惑も強まり、米国債相場は続落。10年物米国債利回りは3.55%まで上昇し、1月末来の高水準となりました。

日本では日銀次期総裁に関するニュースがリーク?されましたが、経済界では好感を持たれる人事となりそうです。
この方は、現在の緩和路線からは大きくずれることがなく、金融政策の継続性が予想されマクロ政策が安定するまでには大きな変革はなさそうです。

また、ロシア×ウクライナではNATO・アメリカから新たなる戦車供与が行われる裏には大きなリスクがあり、前大統領であるトランプ氏は戦車はNGというコメントを強く出している状況です。
相手がロシアである以上はこの先にあるのは核戦争という見方も出てきており、世界的な危機感が醸成されつつあり危険な状況です。
世界経済安定に向けて、2023年春までに『どのようにこの戦争を手仕舞いするか』がポイントになって来ている状況です。

橋本裕介
橋本裕介
代表取締役
弊社の事業は、
・人材教育、開発
・金融商品のご案内
を主たる事業フレームとしております。
そして、弊社では不動産を金融商品と考えております。