UAEのお隣、サウジアラビアで新しい観光法が発表されました。
サウジアラビアは、すべての観光関係者のためのワンストップショッププラットフォームを
作成することにより、スムーズな資格取得方法と手続きを合理化する目的があります。
観光大臣であるアフメド・アル・ハティーブは今回の発表で
「新しい規制と報奨によって、ネオム、アル・スーダ、紅海、ディルイーヤ・ゲートを含むさまざま
地域の観光地の開発が加速する」と述べています。
新しい観光法では、成長する観光セクターへの投資を呼び込むために、このセクターの
ベンチャー企業に税および関税の例外または減額を提供する権限を同国の観光省に与えたと、
国営サウジ通信は発表しています。
今回の観光法は、国の規制環境を改善する事を目的としており、観光の革新者を引きつけ
観光ビジネスのしやすい環境にすることを掲げています。
観光大臣はまた、「未来に焦点を当てたビジョンで、ホスピタリティの水準を向上させ、
今までに経験した事のない充実した訪問者体験を提供するために熱心に取り組んでいます」
としています。
新しい法的枠組みにより、観光省は国内で提供される観光サービスの質をより細かく管理し、
観光客と企業の両方に最高水準を保証すると同時に、目的地の開発を強化します。
この法律は、リスクを軽減し、危機を管理するために政府機関と迅速に協力するという
観光省の権限を拡大しています。
これにより、同省が他の民間部門の組織と協力して作業計画と訓練プログラムを確立し、
サウジアラビア人の雇用創出し、国での人的資本開発を後押しすることを可能にします。
観光部門の急速な発展と最新技術の統合により、観光活動の新しいツールが提供され
観光投資家、サービス提供者、観光客、その他部門とありとあらゆる観光データの
統計と情報がデータベースとして確立する予定です。
観光省のHPで公開され、関係機関と連携して更新されるものになっています。
今回の新たな取り組みによって、国家観光戦略とビジョン2030によってあげられた
〇1億人の新規訪問者〇観光業のGDP10%への貢献〇新しい観光業での仕事100万件創出
これらの目標達成の力強いサポートとなるでしょう。