これから期待が高まるBDC案件
BDCとは?
BDC(Business Development Company)とは、
将来性のある中堅企業に対して、金銭面(融資および投資)と
経営面の両方からサポートすることを目的とする会社のことで、
その多くが証券取引所に上場しています。
BDCの事業形態は、1940年投資会社法を修正して1980年に承認。
中堅企業に対して、銀行がお金を貸しすぎていることから始まった制度である。
投資家→BDC→中堅企業への投資
この流れで運転資金を借り入れる。
BDC自体はアメリカで85社ある
全体で15兆円規模。
半分ぐらいは上場している。
エイリスキャピタル(ARCC)が最大手→371社に貸し出している
業種は様々。
■今回は私募BDC
解約は3ヶ月に1回
1年以内に解約は2%の違約金
年間/全体の運用金額 5%までしか解約できない。
◆実績◆
新規ファンドにつきなし
◆最低出資額◆
個人向けクラス
2500ドル 27万円程度
機関投資クラス
100万米ドル 1.1億程度
◆投資先◆
中堅企業やベンチャー企業への新規貸付
概要
集まった額だけ、各中堅企業と融資契約を結んでいく。
全体の80%ぐらいは第一抵当権 インフレ環境にあるため、基本は変動金利で貸し出し予定。
市場環境
コロナによって企業再生が必要な環境でもあるが、
投資家の目線が伝統的な投資手法以外のオルタナティブ投資を求めている現状を踏まえると
これからさらに注目を集める業態となる期待がある。
期待リターン
目標リターン 6〜11%が税引後 毎月の分配を行う
なお、ここで出てきたエイリスキャピタル(ARCC)は年間の配当利回りが9~11%という
超高配当株として人気がある。 日本だとBDCは楽天証券で購入可能である。
橋本裕介
※なお、本記事は、テーマに関する内容を参考のために記載しており、
資産運用・投資・税制等について期待した効果が得られるかについては、
弊社では、何ら責任を負うものではなく、投資の推奨を目的とするものではありません。